ひさしぶりにわりと近所に好みのフレンチ店を見つけました♪
それまで中央線のこっち側?には自分にとって、これだ!というお店がなかったのですが、これで悩み?!も解消です。そのお店とは荻窪にある『Valinor(ヴァリノール)』
実は訪問したのはずいぶん前で、なんと昨年の7月[E:bomb]最初はすぐにアップしようと思っていたのですがこんなに遅くなってしまいました[E:sweat01]自分のこの怠惰さは否定するよりも受け入れるしかなさそうと思う今日この頃です。
お店は荻窪駅南口を出て道沿いに数分とわかりやすい場所にあります。平日のお昼に予約を入れて伺いました。
すでにほとんどの席が埋まっていました。
おひとり様は私だけで他はだいたい女性の2人組が多かったです。
荻窪は人生最初の勤め先の最寄り駅だったので、実はけっこう詳しかったりします。いまでもヨガに通ったりお気に入りのお店があったりと、荻窪には縁があります。が、このお店の存在は、しばらく気がつきませんでした。それまで荻窪でフレンチといえば「ハシモト」に行っていました。
お、荻窪の駅近になんだかいい感じのお店があるみたい[E:flair]というのを知り、ランチで試してみることにしたのでした。
おひとり様ですがたまの贅沢、まずはスパークリングワインで乾杯♪(ひとりですが)。900円なり。お料理はコースのMenu A(2800円)をいただくことにしました。
まずはアミューズ
グリュイエルチーズのシューとブラックオリーブのフィナンシェ
ランチできちっとしたアミューズがでると気分が上がります[E:heart04]
手前がグリュイエルチーズのシュー
奥がブラックオリーブのフィナンシェ
しっかりかつ品のあるお味でたのんだスパークリングワインにピッタリ♪はやくも次のお皿が待ち遠しい[E:heart04]この黒いモダンなお皿も料理映えしていい感じ。
続いてパンとバター
パンはフォカッチャ。自家製とのこと。
フレンチでフォカッチャとは珍しい気がしましたが、油っぽくなさっぱりしていて出てくるお料理のすべてによく合う優等生でした♪
バターは先ほどのアミューズと同じお皿に乗って登場
そしてこちらのバターもなんと自家製だそう[E:flair]
とても美味しい♪バターって別にたのまないといけないお店が多いのでバター好きとしてはついていて、さらに自家製なんて最高です[E:heart04]
続いては前菜
「カサゴのポワレ 赤玉ねぎのピリっとしたソース」
え、これ前菜?!メインかと思いました。お皿が大きいです。ゴージャス[E:coldsweats02]
カサゴは2匹、こんがり焼き色がついていて美味しそう!じゅるるるる!
ピンクのソースは赤玉ねぎがベース。玉ねぎの優しい甘みの中にほんの少しピリっとしたアクセントを感じるユニークなソースでした。このカサゴによく合って美味しい♪
カサゴの周辺にはペコロスやリーフ類、
枝豆に紫の花びらと、なんとも美しい演出がなされていました[E:shine]
ほんとにキレイなので角度を変えてもう1枚[E:camera][E:shine]
写真に撮っていませんが、カサゴの下にはフルーツトマトとカサゴの頭や口をくだいたのが敷かれており、なんとも凝った一皿なのでありました。超満足[E:heart04]
続いてはお魚料理
「真鯛のなんちゃら、アスパラのソース」
これもキレイ〜[E:shine]お皿の2枚使いがゴージャス。料理名のなんちゃらの部分は忘れてしまったのですがたぶんポワレだったような。
うーん、美味しそう☆
トップにはポワローの揚げたのがこんもり。
その上にパセリ
お魚の下はアスパラガスのソース
泡立っていてます。
こーれーも、美味しい〜![E:happy02]
やさしい真鯛の味にふわっと軽いソースが絶妙に絡んで絶品☆揚げたポワローも一緒に食べると口福感がハンパない…[E:lovely]
食べすすめていくうちにソースが真鯛から出るエキスと混じり合って、えも言われぬ美味しさよ〜[E:lovely]。フォカッチャにつけて最後まで美味しくいただきました♪
そしてお次はお肉料理
2種類の選択で、わたしは「雛鴨のロティ シードルのソース」にしました。
うわ〜、またビューティフル!想像とまったく違う芸術的な演出に嬉しい興奮[E:lovely]
鴨LOVE[E:heart04]しかも雛鴨!初めてかも?(シャレ!?)
ソースは最初からお肉にかかっていますが、お肉の横にあるくぼみにもたっぷりとシールドのソースがあって、つけていただくようになっています。インゲンがパラリと浸っているのが可愛いらしい。
そしてお肉の上のほうにあるのは、ちりめんキャベツのプレゼ
ソテーされたじゃがいも、インゲンとともに♪
鴨、美味し〜[E:lovely]
案の定、身がとても柔らかいです。
シールドソースをたっぷりつけていただきます♪
お肉の火加減もちょうどいい[E:heart04]
美しいので角度を変えてもう一枚[E:camera][E:shine]
そしていよいよデザート
うわー、ラストにきて美しさに拍車が![E:happy02]
実は今回のコースのデザートは抹茶を使ったものだったのですが、わたし抹茶が苦手で…[E:coldsweats02]、その旨を伝えると、なんと1つ上のコースのデザートに変更してくださったのでした[E:happy02]しかもその対応がとても気持ちよくて、なんて素敵なお店なんだ!としっかり心の中に刻み込まれたのでした。
「ダークチェリーとライムのフィナンシェ ミルクアイス添え」
赤いフラットなお皿がかっちょいい!![E:coldsweats02]
アイスの下には細かく刻んだピスタチオの入ったカスタードソース
こういう一手間がたまらない[E:note]
フィナンシェの上にはみずみずしいダークチェリーが2つ
お皿のうえには何かがパラッと飾られていました。
それにしてもこの赤いプレート皿、超好み。売ってくれないかなあ?
それにしてもライムのフィナンシェって名前の響きがとても爽やかでいいな♪
肝心のお味のほうもGOODでした[E:good]
最後の飲み物はコーヒーをチョイス。
嬉しいことにプティフールがついていました[E:shine]
手前がココアのクッキー、奥がアールグレイのフィナンシェ
お持ち帰りができるよう小袋に入っている、そんな心遣いにまたやられました[E:happy02]
シンプルな白い器でミルクとお砂糖が。
わたしはブラックなので使いませんでしたが。
コーヒーも香り高くて美味[E:catface]
このしめのコーヒーがイマイチだとガックリくるのですが、ここはしっかりと美味しかったので嬉しかったです[E:happy01]
ちなみにこのオレンジのカップ&ソーサーも好み。
器のセンスがなんかぜんぶ好みだったかも[E:heart01]
ちなみにわたしは一番奥のテーブル席でした。おそらく、おひとり様だから配慮してくれたんではないかと勝手に想像。そして横の壁にはピカソ?っぽい絵が飾られていました。今回、ほぼ満席だったので店内の写真は控えましたが茶色をベースにしたシックで落ち着く大人の空間でした。
『ヴァリノール』、たいへんおいしゅうございました。この内容で2800円なら大満足です[E:dash]次回の記念日ディナーはここに決まり(笑)。それほどわたしにはすべてがピッタリ合ったお店でした[E:shine]いままでお皿の演出はさほど重視していなかったのですが、こちらのお店で美しく盛られたお料理をいただいてからというもの、いやいや美しいって素晴らしいな!と思ったのでした。量がそれほど多くないのも小食のわたしにはよかった。味はすべて文句なし。
以前ブログでもご紹介した『ウィルビウス』という素敵なお店も地元の三鷹にあるのですが、あちらは美味しいけど量がガッツリ!なので自分はヴァリノールかなぁ。と、こうして食べ歩きで自分好みのお店を知って行くのも醍醐味のひとつです。
ブログを読まれていて好みが合うわ〜と思われる方は、ぜひ足を運んでみてください[E:happy01]