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「高校中パニック!小激突!!」2度目を鑑賞してきました。



以下、記憶の新しいうちに備忘録として。 ※ネタバレあり


その日は偶然カメラが入っていました。おお!ということはDVDの可能性があるってことかも!でもまたWOWOWどまりかな…。ということで、会場のあちこちに、撮影のためVTRに映る可能性があります、と書かれた貼り紙がしてありました。



そういえば今回の演出は客席中央の通路からの出入りがやたら多く、さらにお客さんを巻き込んだシーンも2度ほどあるので映り込む可能性は大きいといえるでしょう。



今回の席は前から5列目中央。先日の3列目よりも全体が見渡せるし表情もしっかり見えるしでかなりよかったです。



冒頭から、みな玉のような汗をかいて、大丈夫かな?と少し心配に。でも大丈夫でした(笑)。演じながらアドレナリンが大量放出されるのかもしれません。でないとこの激しいお芝居、(今日は2公演!)なんてぶっ倒れてしまいますよね。



前回との違いを少し。



序盤、猿時さんがアドリブで自分の話をするシーンがあるのですが、これが前回、リーガルハイだったのが、今回はあまちゃんでした。カメラを意識してよりメジャーなほうをチョイスしたのでしょうか(笑)。



また、カゼギミがオンチという設定になっていました。たしか前回はそんな設定なかったような…。こうして小さい変化を見つけるのも楽しいですね。最終公演に向けてさらによりよく変化していくのでしょう。



あと坂井真紀さんの声が終始嗄れ気味でした。最初は気のせいかと思っていたんですが、やっぱり前回よりあきらかにハスキーボイス。たしかにヤンスーとかは地声じゃないから大変そう。でもシスター夜代がより色っぽくなってある意味いいかもしれません(笑)。



そして前回見逃していた絢斗くんのブルースハープ、勝地涼くんのアコーディオンの演奏も今回はバッチリ拝聴できました♪というのも音楽好きのオットが前回観たあとこの話をしていて、私はまったく気づかずくやしい思いをしたので。



それから最前列の人たちがビニールシートを持っていることに今日気づきました。そう、終盤カゼギミがバケツの水をかぶるシーンがあるのですが、それの濡れ対策。



それにしてもお客さんの笑いが前回と今回ではかなり違ってました。この日は、「え?ここ全然笑いなし?」かと思えば、「え?ここでこんなに笑いが!?」とか(笑)。こういうのも面白いです。笑いのツボは人それぞれですからね。ちなみに前回のほうがツボが一緒だったお客さんが多かったです。そういえばおばさんの集団が多かったのも印象的でした。どちらかといえば歌舞伎座とか行ってそうな50代とおぼしきおばさんたち。もしかしてこれ、あまちゃん効果[E:sign02]クドカンは若者の間でこそだいぶ前から人気ですが50代以降ってどうなんでしょう?「あまちゃん」で「クドカン」を知った。そんな方たちも多いんではないでしょうか、50代。だとしたら、こんなクダラナイ(いい意味で)お芝居にさえ集客してしまうクドカンの力は強大です!



実際クドカンの演出はすごく上手だと感心します。あんだけどうでもいい内容で(笑)ここまで観客を楽しませるのって、よほどの技量がないと無理そう。音楽もよかった。歌詞も素晴らしくいい加減でイイ(笑)。綾小路翔との相性抜群!今でも校歌が頭の中をぐるぐる…。



というわけで、DVDになったら絶対買うでしょう[E:dash]これだけ曲があるのでCD化は確実だと思いますが、DVDはどうなんでしょう。でもぜひDVD化してほしいです!できれば前回のR2C2もついでにっ!!



ところで最後になりますが、これはアクシデント?!と思ったシーンがありまして。それは終盤、ムカデが鎖につながれたままの腕を、クリス輝(翔)の持つ芝刈り機を奪い自ら手を切断するというシーンなのですが、これがその前のバトルで手が取れちゃった!最初はよくわからず観てたのですが、あれ?これってもっと劇的に腕がとれるシーンじゃなかったっけ?って思いながら観ていたら、その後普通に片腕になったまま切断シーンを演じていて、あ、やっぱりハプニングだったんだ、と思い至ったのでした。今回撮影入っているのが気になりました。けっこう衝撃的なシーンだったので(いわゆる大事なとこ)。でも夜の部があるのでそっちも撮影入るならそっち使うのかな、とか観賞後気になってしまいました。



いや〜、でも何度観ても楽しめるお芝居だと思います!



今回有名な役者さんも多く出演されてるのでファンの方はそれぞれに目がいきがちだと思いますが、このお芝居を一番楽しむのは全体を見ること!なんじゃないかと思います。



ということでDVDを切望!熱望!関係者様、よろしくお願いします。