もう何年も前から課題にしていた『カラペティ・バトゥバ』にようやく行くことができました[E:shine]
課題にしていたわりには課題にしていたことをここ数年すっかり忘れていたという[E:coldsweats01]。自分のエリアから遠いとすぐ忘れてしまうわたしです[E:bomb]それが先日、行きたいお店の話を友人としていたらこのお店の名前が出て、はっ!そういえばここは…!と思い出し、さっそく予約して訪問したのでした。
友人の仕事が早く終わるという日に予約を入れました。時間は17時半。17時半って(笑)。18時ならともかく17時半からってワインバーなのに早いな〜。
お店は麻布十番駅から徒歩数分。ビルの2Fにあります。
階段を上る途中、白壁に塗られた壁にオブジェのようなものがオシャレに飾られていました。
入店してみると、さすがに17時半とあって私たちがトップバッターでした。席はテーブル席もありますが、このようなカウンターがメイン。ここがわたしのお気に入りのポイントの一つだったりします。
予約の旨を伝えると、カウンターのちょうど真ん中辺りに案内されました。
座った席から見た右側。窓際がテーブル席になっています。
フレンチでもたいてい最初はビールのわたし。この日も例外ではなかったのですが、お相手は最初からワインをチョイス、のはずが、瓶ビールだったため、グラス二つでこのように乾杯と相成りました(笑)。グラスが大好きな薄はり♪
私たちが着席したすぐに、二組目のお客さんが奥へ。そしてその後もぞろぞろとお客さんが来店し、18時すぎにはあっという間に満席になってしまいました。恐るべし、バトゥバ[E:coldsweats02]。
さてメニューは、2種類あるコースかアラカルト。すごく迷ったのですが食べたいものがはっきりしていたのと、コースのデザートは選べないようだったので(友人はデザートにこだわりあり)今回はアラカルトにしてみることにしました。
まずはアミューズ。青のりのゼッポリーニ。
お皿が木なのがお店のカウンターが木なのもあって、こだわりなのかなと感じました。
食いしんぼうのわりに小食のわたし、いきなりの揚げ物(しかもけっこう大きい)に少々ビビりましたが、熱々のゼッポリーニ、大変美味しくいただきました[E:catface]
ワインはお料理に合うのをそのつどおまかせでいただくことに。
残念なことにここ最近、ワインに弱くなってしまったので、ポーションを少なめでお願いしました(でないと帰りの電車が危険…)。で、少なめでこの量。これでもちょっと多かったので、もうちょい少なめでお願いしました。
相変わらずワインの銘柄を憶えられないのでいつも通りボトルの写真で失礼しまーす[E:coldsweats01]
テーブルセッティング。シンプル[E:shine]
ビールをいただきながらメニューを検討。前菜から2品、主菜から2品、デザートはお腹と相談しながら後で決める、ということにしました。
まずは最初に前菜の「紅丸かぶの甘酢づけ カニのブランダード」が運ばれてきました。
おお〜、美しい[E:shine]
情熱的な赤いかぶの上には鱈の卵、そしてディル
お皿の上の黄色い粉のようなものは、なんと柚子胡椒をフリーズ・ドライしたものだそう!
かぶの下にはカニのブランダード。
美味しいっ〜〜[E:heart04]カニの塩気とかぶの甘酢の酸味、そして上にのる魚卵のいい意味での生臭さ、そしてディル。もうマリアージュ意外の何ものでもありません[E:dash]フレンチってこの計算の個性なんだよな〜としみじみ思いました。
パンは北海道産ライ麦の全粒粉パン
バター
次の前菜に合わせて提供されたのはこちらのシャルドネ。
お肉系の前菜なのでてっきり赤を合わせてくると思ったのですが、意外でした。
シャルドネだけど、いい意味でかなり個性的な味。友人はひと口飲んで美味しい!とうなっていました。相当気に入ったようです。しかし残念ながらさっきわたしがポーション少なめといったので、すんごく少なくなってしまいました[E:coldsweats01]。
そのワインに合わせた前菜がこちら「蝦夷鹿のパテ アンクルート」
うわーー、これは美味しそう〜[E:happy02]
パテアンクルートは二人とも絶対食べたかったもの[E:heart04]
これはシェアしたものですが十分なボリューム♪
添えられたキャロットラペは家でもよく作るのですが、こちらのはミントの千切りが入っていてものすごく爽やか!美味しい!
蝦夷鹿のパテはしつこくない肉感がもろにわたし好み。うま〜い♪たのんでよかった!
周りのパイ生地も申し分なし!生地でボリューム感があるのでメインといってもいいくらい。ごちそうさまでした!
この後に続くメインの魚料理に合わせたワインはこちら。
すごく合うんですからやっぱりおまかせっていいです[E:catface]
空気を抜くためのこの栓がちょっと面白いなと思いました。
またちょっぴり(笑)。でもおかげで次の店まで酔わずにすみました(笑)。
そして最初の主菜の登場「ヒラメのポッシェ ちぢみほうれん草 ブールブランソース」
魚は2種類からの選択で、友人がヒラメに決めました。
ヒラメの上にあるこのブツブツが何か忘れてしまいました[E:sweat01]
わたしが小食な旨を最初に伝えていたせいでしょうか、若干友人のほうがポーション多めに見えました(笑)。さてお味はというと〜、
うまーー[E:heart01]
ヒラメがふっくらしっとり♪下にしかれているちぢみほうれん草とソースとの相性も抜群です!
とにかくこのブールブランソースが美味しいっ!
ブールブランはいろんなお店で出会うソースですが、さすがバトゥバ、ワンランク上を行っています[E:good]
そして次のメインのお肉料理に合わせていただいたワインはこちら。
待ってました、ようやくの赤(笑)
銘柄はこちらの写真で〜。
そしてメインのお肉料理「北海道産 ジャジー牛のロースト 大正金時豆のチリコンカーン」
最後まで何にするか迷いまくったお肉料理、結局、ソムリエさんオススメのこちらをいただくことにしました。
この焼き加減、めちゃくちゃ食欲そそります〜[E:dash]
セルクルから出したてのようなキレイな円のチリコンカン
そして肉、ウマーー!!
後で知ったのですが、これ熟成牛だそうです。熟成肉って流行ってるみたいですね。食べたことがなかったのですが、ここで初食できました♪ただチリコンカンは個人的にあのメキシカンな味があまり好みではないので別のソースだったらさらによかったなあと思いました。
そして4つあるデザートの中から、2つをチョイス。
わたしはデザートはそれほど重要としないのですが、めちゃくちゃ重要な友人のためにそれぞれ注文することに(といってもほとんど友人におまかせ)。
こちらは友人が選んだ「濃厚マンジャリショコラとグリオットのキルシュ漬け」
って名前を聞いただけではショコラ以外は何がなんだか分からないわたし[E:sweat01]
ですが、こんなビジュアルとは!
ひと口いただきましたが、トップのチェリーのお酒がすごっ!のんべえなわたしでも(笑)一瞬クラっときましたのでお酒が弱い方は要注意!下のショコラも超濃厚。まさに大人のデザート。
対してこのフワっとした、まるで天使のようなビジュアルのデザートは、「プレミアムショートケーキ」。もう見た目がすごくそそる[E:dash]
ケーキの上にはもったりとした生クリーム、上にはココナッツのパウダー。
サイドはバニラアイス。こちらにもたっぷりのココナッツ、そしてバニラビーンズがすごいたくさん♪プレミアムな理由はこのバニラにあるとのことです。
横から見た図がまたそそる!(笑)
こんなビジュアルのケーキ初めて[E:happy02]そしてお味はというと〜、
これがもう美味しくって…(笑)。そしてこのスポンジ生地。フワみつっていう、不思議な食感。間に挟まっているイチゴのジャムの甘酸っぱさ、甘さ控えめの生クリーム、ときどきバニラアイスもいっしょに口に運ぶともう、幸せすぎ。。
食後はふたりともコーヒーをいただきました。
そうそう、このカトラリー置きがシンプルで好みでした♪
ごちそうさまでした!予想どおりすごくいいお店でした[E:happy01]。ワインバーにカテゴライズされていますが、フレンチのお店としても十分すぎるくらいお料理も美味しいです。そして幅広のカウンターの居心地のよさ。カップルでも友人でも楽しめると思います。ソムリエさんとの適度な距離感もよかった。トータル満足度がとても高いお店です。予約のないお客さんがひっきりなしに訪れていましたが、ほとんどお断りされていました。それほど人気なのもうなずけます。わたしも自宅から距離はあっても間を置かず足を運びたいなと思いました。
自信をもってオススメできる一軒です[E:good]