餃子が好きです。
行きたいお店は常に数あれど、ここはもう何年も行きたい上位に入っていたにもかかわらず、ずーっと行けてませんでした。それがついに念願叶って訪問できました[E:dash]そのお店とは幡ヶ谷の『您好 (ニイハオ)』
平日の18時に予約して伺いました。お店は年代を感じる雑居ビルの2Fにあります。
どうでもいいですがこのお店、サンフォコンのほぼ真向かいなんですよね〜。あれから行けてませんがここもいいお店なんですよねえ〜[E:heart04]
さてこちらが階段を上った入り口です。
予約の旨を伝えると、L字型のカウンターの一番端に案内されました。そうそう、予約した時にカウンターになりますけどよろしいですか、と聞かれました。たとえテーブル席が空いていてもカウンターを選ぶほどカウンター好きなのでわたしとしてはちょうどよかったです♪
わたしの席から後ろを振り返ると、こんな風に窓側にテーブル席が並ぶ感じ。
ビルは相当古い印象ですが、店内は明るくて清潔感があり、居心地がよいです。
この時期の18時はまだまだ昼みたいに明るい(笑)。
テーブルのあちこちにはこのように予約席の札が。
そうそう、わたしのすぐ横は小上がりになっていて、ちょうど小さい子供を連れた家族が利用されていました。ほぼ囲われているので個室といってもいいと思います。ご近所さんなのかなあ〜、家族でこんなお店にサクッとこられるとしたら羨ましい。そして家族連れが帰ったとたん即、予約席の札が。ほんと人気だなあ〜[E:coldsweats02]
ああ、やっぱりカウンター席でよかった〜。厨房がよく見えます。
何をどういう手順で作っているのかがばっちり見られてすごく楽しいです[E:heart04]
餃子といえばもちろんビールでしょう!まあ餃子じゃなくてもビールなんですが(笑)。
ということでモルツ樽生でかんぱーい[E:beer]ちなみにビールはこれと青島(瓶)のみ。
さて餃子のメニューは、水餃子、焼き餃子、揚げ餃子の3種類と潔い。二人だし、ほかにつまみもいろいろ食べたかったので、餃子は焼き餃子と水餃子、それにつまみをいくつか注文しました。
餃子はもちろんたのみましたが、つまみもいくつか。まずはセロリ酢漬け
いいですね〜、このシンプルさがたまりません。
うまい♪だいたい想像していたとおりの味で、さっぱりあっさり。バクバクいけちゃいます。
スターターにはちょうどいいおつまみ[E:note]
そして次に運ばれてきたのが、焼き餃子、9個で900円。けっこうお高めです、ってそれよりこのお皿、9個にしては小さすぎやしませんか?(笑)
それにしてもおいしそうな焼き色!これが噂の両面焼きってやつですね。運ばれてきた瞬間から見た目のインパクト大。おおっ、これなに?って思いましたもん。これがずっと食べたかったニイハオの餃子なのね〜と思うと感慨深く、つい、じーっと眺めてしまいます[E:coldsweats01]
同時にともされる餃子のタレ。これがまたウマイんですよねえ〜。
さて、さっそくいただくと〜、
ウ・マーーー!!
食べた瞬間、なにこれ初めて食べるタイプの餃子!という驚きがまずきました。
ちなみに断面はこんな感じ。挽き肉ではなくかたまりを荒めのミンチにした肉がゴロゴロ。だからといって肉食べてる〜!というほど肉肉しくもなく、適度に野菜のシャキシャキ感がありそのバンラスが絶妙[E:shine]食感もいいですが味がすごくいいです。香辛料が効いていいます。肉の下味とタレの味の両方にそれを感じます。特に八角の風味。とにかくうまいです[E:dash]
感動冷めやらぬうちに、わたしの大好物の、腸詰がきました[E:heart04]腸詰は渋谷の麗郷で食べてから好きになりました。
腸詰にお約束の細切りのネギに、
辛味噌(豆板醤)
食べてみたら、うんおいしい♪でもけっこうオイリー。
そういえばメニューに腸詰のところだけに、「時間がかかりますので、ご注文はお早めに」との但し書きがありました。腸詰ってどちらかといえばサッと出るおつまみの印象があったのでなんで時間がかるんだろう?と疑問に思いつつも餃子に気を取られ、その疑問をすっかり忘れていました(苦笑)。
そうこうしているうちに、水餃子が運ばれてきました。これまた9個。
そうそう書き忘れていましたが餃子はすべて9個で900円です。
うわ〜、プリップリですんごくおいしそう!さてお味はというと〜、、
ウ・マーーーー!!
先ほどの焼きより文字ポイントが大きいのはそのままの意味で、焼きよりもおいしいと思ったからです!
口コミでも水餃子がおいしいとあったので期待していました。たしかに焼き餃子のインパクトもすごかったですが、純粋にどちらがおいしいかと問われれば迷わずこちらの水餃子、と答えます。同行者も同じ意見でした。
腸詰のあたりからビールから紹興酒に切り替え。
中華ってなんでこんなに紹興酒が合うんでしょうね(笑)。わたしはいつもロックでいただきます。小瓶でくるとは思わずちょっとびっくり♪
マイペースにいただきます。ウーロン茶ではありませんよ〜(笑)
最後のシメの前に箸休め的にたのんだ「ホタテときゅうり」
小菜、温菜いくつかあるメニューからこれを選んだのは、いる間にかなりのお客さんからオーダーされていたので気になって、というのがありました。果たしてお味はというと、、
おお、これまた見た目どおりシンプルなうまさ!おいしい!
ホタテが軽く片栗粉をまぶして揚げてあるので適度にお腹にたまります。豆板醤も合いますね。
これまた最強のおつまみの一つといえるでしょう[E:good]
ごちそうさまでした!
ホタテときゅうりのあとにシメっでチャーハンをいただこうかと思っていたのですが2軒目に行こうということになりこの日はこれにて終了となりました[E:coldsweats01]
ちなみに2軒目は前述したサンフォコンとおもい扉をたたくもやはり満席とのことであえなく断念。まあここは料理がおいしいので2軒目というよい1軒目でまた再訪したいと思います[E:coldsweats01]
ニイハオ、餃子もそれ以外も強気な値段設定です。それは訪れる前からちょっと気になっていましたし、実際それがNGという人たちもいるようです。でも、訪れてみて、わたしも友人も気に入りました。
それは、やはり唯一無二の味だから、と思います。前回の紅花で食べた感想と同じかな。オリジナリティには価値があると思うからです。今回も、次は今回食べなかった揚げ餃子と水餃子、炒飯の組み合わせで再訪しよう、とすぐに思い描けましたから。
実際、今回月曜の平日18時という時間にもかかわらず先客で半分以上席が埋まっていたことでも人気のほどがうかがえます。リピーターもかなり多いと見受けられました。そしてわたしも間違いなくその仲間になりそうです。次の訪問がいまから楽しみです。名店というのは多くのひとにそう思わせる力があるからこそ名店になるんだと思います。
そういえばたまたま訪れたすぐ後に、岡村と東野に旅猿でこのニイハオを訪れていて、この餃子の焼き、揚げ、水餃子それぞれの作り方をじっくり解説していて興味深く拝見しました。そしてふたりとも水餃子がいちばんおいしいと言っていたのも同じ感想でした。
ニイハオはわたしの大好きな森山直太朗がだいすきでよく通っているということでもチェックしていました。次回は備忘録として彼のことを書きたいと思います。
ニイハオ、餃子が好きな方は、ぜひ一度訪問してみてほしいです。