今回はとても大好きなお店、龍口酒家のランチをご紹介
お店は幡ヶ谷駅直結のビル地下１Fにあります。
場所や店構えは普通の中華やさんぽいですが、ここは名店です。
数年前に幡ヶ谷で短期間アルバイトをしたときに初訪問、最近初台勤務になったのを機に久しぶりに訪れてみました。
店内の様子
人が少ないときに撮影しましたがいつもほぼ満席で、12時をすぎると行列ができます。
ランチメニューはテーブルには置いてなくて、みんな入口にあるホワイトボードを見て決めてから席について店員さんに伝えています。勝手がわからない初めてのお客さんには、ホワイトボードを目の前に持ってきてくれます。
ランチは大きくわけて、ランチセット、麺セットがあります。このお店は麺がウリのひとつなので、わたしはたいてい麺セットの半分麺（選べる麺、その日の主菜、おかず２品、小ごはん、漬物、デザート）にすることが多いです。久々のこの日は、半分麺、麺は鶏挽豆腐香辣あん麺にしてみました。
座ったのは奥の二人がけのテーブル席
お茶はジャスミン茶
割り箸の袋にはお店のロゴ
ご時勢柄、テーブルごとにアルコールがスタンバイ
壁には本の背表紙が飾られています。
お店と関係ある書籍なのでしょうか。
ほどなくして、ランチが運ばれてきました
わー、久々においしそう〜！
右下から、
鶏挽豆腐香辣あん
挽肉と豆腐が一体化してるあんが乗っています。
予想外のビジュアルです、おいしそう！
小ライス
ライスはほんと気持ちって量（笑）でもライスがあるのうれしいです。
蒸鶏キャベツ和え
こちらは半分麺だけにつく２品めのおかず
漬物はザーサイ
春雨と高菜煮
この日の主菜は豚と木茸・玉子炒め
ランチセットだとこれがメインで、おかず１品、八宝湯、漬物、デザートという内容です。
杏仁豆腐
さて、いただきまーす。
おいしい〜
そしてやさし〜い。スープは八宝湯ベースの黒酢醤油味。麺の種類によってスープの味が違います。
そして麺は里麺
里麺とは、クロレラを練りこんだこのお店オリジナルの麺
つるつるとした食感で口当たりがとてもやさしい麺です。
神楽坂の膳楽房のシェフはこのお店出身なので、お店のメニューに里麺があります。
膳楽房では食べたことがありましたが元祖は初めてなのでうれしい
ランチから凝ってるスープ
とても丁寧に作られているのがわかります。こういうところが大好きです。
春雨と高菜煮もとてもおいしいです。
ボリュームもあります。
これはまたとある日のランチ
この日も半分麺のセットから八宝湯酸辣担麺。酸辣担麺大好きなのでうれしい
右から、
八宝湯酸辣担麺
豆腐きのこタレ
これは半分麺の２品目おかず
揚エビ香味タレ
辣マーボー茄子
こちらは本日のランチのおかず
酸辣担麺おいしい〜
具がちゃんと同じ形に切りそろえてあります。こういう丁寧さがすばらしい。
酸辣担麺ももちろん里麺
スープは八宝湯がベースだからか、やさしい酸辣。
そして今回秀逸だったおかずは、この揚エビ香味タレ！
タレがおいしい！
全然期待していなかったのですが食べてびっくりのおいしさ
このさわやかなタレの味はナニ？！って思ってお皿を見ると、
タレに柚子が
うーん、ランチのちょっとした小皿がこんなに秀逸でいいのでしょうか
ごちそうさまでした！
ボリュームがあってもなぜかまったく胃もたれしないのは、それぞれの料理が軽やかだから。
１品１品がとてもおいしいうえにこれで1000円。ここは週１で来ずにはいられないお店です
ランチはこんなカジュアルなのに夜はおまかせコース１本という骨太さにも痺れます。
ショップカードには『皇帝の口に入る一番上等な食を出す店』なる一文が。
夜も早く行ってみたいです。
龍口酒家 本店
050-5869-0597
東京都渋谷区幡ケ谷1-3-1 幡ヶ谷ゴールデンセンター Ｂ１Ｆ
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131807/13004350/
